わざと怠けるのが一番いいだろう。
ビートたけしの言うように人間は振り子で、やたら良い方に向けて頑張ってしまう人は、邪悪な方に向けても頑張ってしまうように出来ている。
結局人間はどこまで行っても二面性がある生き物である。いつまでも善良な人でいられるわけがない。それと同時にいつまでも邪悪な人でいられるわけもない。
怒ったりしたくなかったら、わざと怠けることによって振り子の動きを静めてやる。これで良い事も出来なくなるが、それがいいのである。
良い事ばっかりしている人って不健全だからだ。振り子が偏った方にばっかり振れている。
楽しいことがなくなってきた、としても、それは「怠けろ」という天の声だと思えばいい。
